「栃木市・民間企業派遣研修報告会」にて当社社長の荒金が公演を行いました。


意識改革・資質向上目的に130人参加!

栃木市は平成19年7月17日、民間企業派遣研修報告会を市役所で開催した。
報告会では、昨年度に栃木アンカー工業(株)に派遣された市職員3名が
研修で得た成果を発表すると共に同社の荒金憲一代表取締役が
「帰化したいと思う街とは~栃木市に移り住みたい~」をテーマに講演を行った。

報告会は、市職員が民間企業で得た経験を広く職員に伝え、
意識と知識の共有化を計るとともに、派遣先企業のトップの話を聞く事で、
高度なコスト意識や顧客志向に触れ、市民満足度の高いまちづくりを
推進するために必要な職員の意識改革と資質の向上を図る事を目的に実施され、
市職員約130人が参加した。

はじめに、あいさつに立った日向野義幸市長は
「研修では行政の中では気付かなかった常識などがあったと思う。
経験者の話を自分に置き換え市民の方のために本当に役に立つ仕事をしているかを
考えながら聞いて欲しい」と語った。

続いて、昨年度に3ヶ月間の研修を行った3人が
「研修で得たもの、そして提案したこと」をテーマにそれぞれの体験や感じたことを発表。
「役所は市民をお客様に置き換えて考える事が重要」
「職員の1人の悪いイメージが役所や公務員の悪評に結びつく。
一人ひとりが組織の代表という自覚が大切」
「相手に話しやすい雰囲気を作る思いやりが大事」などと話し、
役所を離れて初めて気付いた貴重な体験を職員に伝えた。

最後に市職員研修を受け入れた荒金憲一代表取締役が登壇。

「不況になれば(あいさつが出来る)マナーの良い企業が勝つ。

職員があいさつを行うことで明るい市役所となり、街も明るくなる」
「年金問題など、人が一番心配な事を少しでも克服しようとする優しさが大切」など
と語り、自身の経営理念や信念を交えながら人との関わり方や仕事の対する
考え方などを伝えた。

市職員は今後の仕事に役立てようと真剣な表情で耳を傾けていた。

平成19年7月19日(火曜日)日本工業経済新聞 記事より