2006.12.01荒金格言

2006年12月の格言

平成18年11月の格言は「経営数字」です!

不況の時に 外注品を内製に 切り換えなければならないようならば 我社の事業に何か大きな欠陥がある!

内製するか・・・
外注するかは・・・
単なる「コスト」の問題ではなく
高い次元の戦略的視野からの
決定ではなくてはならない!

外注比率を高めると
売上増大にも関わらず損益分岐点の
上昇がわずかなので
外部要因の変化に対する
弾力性が大きくなり
企業の安定度が増大する。

どの会社を見ても
外注工場に対する明確な方針などなく
外注担当者が
「内作で間に合わない部分だけ外注する」
「小型外注の方が安い」
と言う程度の事しか考えない。

外注利用ほど
会社の安全性と収益性を同時に
向上させるものはないのであるから
社長は自ら会社の内外作区分についての
明確な方針と目標を持たせなければならない。

一倉定先生著の社長学 第5巻「増収増益戦略」より

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