2018年5月の格言

平成30年5月の格言は

自分の性格に合わない事業には、
手を出さない方が無難である。

 

新事業といっても業態が大きく違ったり、
技術的に未知なものにいきなり飛び込んだり、
社長の性格に合わなかったりすると、
どうもうまくいかないケースが多い。

人間というものは、
急に大きな意識革命をしようとしても、
なかなか一気にはできない動物らしい。
過去の経験や考え方が障害になってしまうのである。
性格も急に変えるわけにはいかない。

とするならば、
そのような大きな意識改革を要するものや
性格に合わない事業には手を出さない方が無難である。
何も自ら苦手の分野に乗りこんで苦労することはない。
自らの企業の特質を生かす事業、
自らの性格に合った事業を見つけるべきである。

一倉定先生著「一倉定の経営心得」未来事業より





2018年4月の格言

平成30年4月の格言は

若いということは抜擢を
ためらう理由ではなく、
抜擢を決める理由である。

 

実力は年齢と関係ないのだ。
「まだ若い」というのは
経験が浅いという意味であることは分かるが、
優秀なやつは一年の経験で、
普通の人間の三年も五年もの経験、
いや十年もの経験と同じことを
チャンと学び取っているものだ。

それでも人間的に錬れがたりないというかも知れないが、
それを補って余りある若さと情熱と馬力がある事を
忘れないでもらいたいのである。

若さの持つ強みを早く活かしてこそ、
優秀な人間は、さらに精彩を放つものである。
「若い」ということは抜擢をためらう理由ではなくて、
抜擢を決める理由であることを忘れないでもらいたいのである。

一倉定先生著「一倉定の経営心得」組織と人より




2018年3月の格言

平成30年3月の格言は

事業経営とは、変転する市場と
顧客の要求を見極め、
これに合わせてわが社を
つくりかえることである。

 

事業とは「市場活動」である。
市場にはお客様と競合会社が存在する。
競合会社とお客様を奪い合いするのが事業なのである。

市場の変化は目まぐるしい。
お客様の要求はドンドン変わってゆく。
そのために、わが社の事業や商品は、
市場とお客様の要求に合わなくなってゆく。
過去において、優れた収益をあげた商品が、
次第に、ある場合には急速に収益力を失ってゆく。
当然のこととして、
それらの変化に対応出来なければ企業は破綻してしまう。

事業経営とは、変転する市場と顧客の要求を見極め、
これに合わせてわが社をつくりかえることである。

一倉定先生著「一倉定の経営心得」事業活動の本質より





2018年2月の格言

平成30年2月の格言は

小売店に払うマージンは
「売場借用料」であり、
問屋に払うマージンは
「販売網使用料」である。

 

 もしも、自分の会社で
自社の商品を売る販売網を作ろうとすれば、
多額の費用と多くの時間を必要とする。
 そのような努力を全く必要としないのが、
代理店と契約するということである。
その報酬が代理店に払うマージンなのである。
だから、マージンというものは
「販売網使用量」であって、
「販売手数料」ではないのである。
販売はあくまでも
自らの会社で行うものなのである。

 このことは、小売店に対しても全く同じである。
小売店に払うマージンは、
販売手数料ではないのである。
その本質は「売場借用料」なのである。
自ら小売店舗を作るには、
これまた多額の費用と時間を必要とする。
そのようなことをやらずに済むのが、
既存の小売店を利用することである。
当然のこととして、売場借用料を払うのである。
小売店の売場を借りて自ら売る、のである。

一倉定先生著「一倉定の経営心得」事業と販売より




2018年1月の格言

平成29年1月の格言は

平成30年の予想
戊戌
(ぼどのいぬ)

平成19年からスタートした教育学習期が終わり、 経済台頭期のスタートした2年目となります。 この年のキーワードは「新たな一歩」です。 干支暦では「戊戌」(ぼどのいぬ・つちのえのいぬ)となります

干支の干にあたる戊(ぼど)は 中国の五行説である木星・火星・土星・金星・水星の 五要素のうちの土星の陽にあたります。 すなわち戊は五行を東西南北と中央の五方向に割りふった中では 中央に位置します。算命学では この戊を富士山や阿蘇山のような山岳に例えています。 山の高きは、寄って来る土の質を選ばずと言います。 山が高いのは、土の質を選ばずにすべて受け入れるから。 人間もそうあらねばなりません。 また山岳はむやみやたらと動かない。不動の姿勢で堂々としている それがゆえに魅力があるのです。 年の干支の十二支の方は戌です 戌は算命学では、中央、陽の土性の意味があります。 陽の土性は引力、そして財運などを暗示しています。
それでは十干の戊と十二支の戌を合体させた 平成30年丁酉の年の総体的な運気についてまとめてみましょう 動くよりも、まず考える。そして自分とは考えが異なる人をも 受け入れるようにすると、運気が高まる暗示があります。 自分の心の器を大きくし人についても物事についても 好き嫌いなく全てを受け入れるような懐が深い人は大吉 好き嫌いが激しい人は大凶となります。 日本の運気と経済動向です 平成30年は算命学における時代論で分析しますと 平成19年から始まった知恵の時代が終わり 経済が発展する経済台頭期の2年目になります。 新年は昭和で言えば93年ということは 50年前は昭和43年です。 戦後23年、団塊の世代が20歳代に突入した年 あの頃の様な急激な経済の成長はありえませんが、 算命学の時代論では再び経済が活性化する時代に入ってきました 今回の経済発展期は上下の差が激しいものとなってくる 為替は若干円安傾向が続き、極端な上下の動きはなく、 今程度の安定基調となります。 株は2万4千円を目指す展開もありますが、 基本的には2万2千~3千円前後が予想されます。 ただそれは、北朝鮮情勢など、 国際情勢如何によっては大きく変動する危険性が大です。 不動産は首都圏においてはすでにピークというか むしろ下がり始めています。 アメリカや台湾、シンガポールなどでは 日本の3倍になっているところもあります。 日本の地価が頭打ちなのは今後大きく上がる見込みが少ないから。 日本には規制が多く、そのために土地の利用価値が少ないので、 世界の投資家にとっては魅力が少ないのです。 東京オリンピックは2年後になります。 これから約1年ほどは公共投資は間違いなく増えるでしょう。 しかし、その後はしばらく経済の低迷時期となります。 このような時代は時代の流れを読む目を持った人や そういうトップがいる企業だけが伸びるでしょう。 中小企業の生き方です この年は中小企業にとってとても大切な1年になります。 日本と世界をとりまく空気が大きく変わる年で、 その結果、さまざまな業界、 それぞれの企業の運気が激変するからです。 中小企業のトップが持つべき心がけ ①足腰を鍛える  この時代は精神力が強いことが大切、  そのためには肉体の足腰を鍛え強める必要があります。  ちょっとした運動でも良いので  日常生活のあらゆる場所で筋肉を使うことを心がけましょう。 ②運気の下がりは運気上昇の入り口だと思うこと ③ほんの少しでも良いので工夫をすること 地球は毎日自転して移動しています。 今日は昨日いた場所とは異なる場所にいるのです。 それなのに毎日同じことをし、 また10年たっても同じパターンでいると いつしか時代に取り残されてしまいます。 生きるとは感動することです。感動するとは心が刺激を受けること、 その刺激が運を変え、健康面にも影響してきます。 何かを与えられて感動するようでは駄目です。 自分から感動を探すように心がけると 周囲にどれほど感動するきっかけがあるが気づきます。 この気づきが多い人ほどこの年の成功者になれます。 社会現象です 海外において一段と不安が高まり、混乱が増しますが、 国内においては全般的には比較的安定した1年となります。 若者と女性の活躍が目立つようになり、 とりわけ若者が積極的になって自信が増してきます。 服装も黄色から茶系統の色で明るいながらも 落ち着いた色彩が好まれるようになります。 天候は冬がかなり寒くなり、地域によっては大雪の被害が出ます。 また夏は異常に暑い夏となりそうです。 寒暖の差が徐々に激しくなりそれによる体調不良が 懸念されるようになります。 今年の干支の戊は山岳という意味もありまして、 火山の爆発やある程度の大きさの地震の危険性が高まり、 また航空機など空の事故も心配です。 ただし大規模なものにはなりそうもありません。 中国の古典によると 政治が安定しているときには大きな災害は起きず、 逆に政治が不安定なときは大きな災害が起こるようです。 そういう意味では阿部首相が選挙で大勝し、 絶対安定政権を樹立したことは政権の安定であり、 それは災害に強い空気を日本にもたらしたという事です。 サラリーマンの心構えです アベノミクスの効果が感じられないという人がいます。 どうしたら感じられますかと聞くと 給料が1.5~2倍になったらという答えがありました。 それを数年以内に実現した国はどこにもないし、それはありえない。 それよりも今までの経済だと もしかしたら自分の勤めている会社が倒産しているかもしれない また自分の給料が下がるか解雇されているかもしれない それに気づかない人は運の悪い人です。 有効求人倍率が1.54を超えたのはバブル期以降初ですし、 年金資金は運用によって多額の利益が出ています。 また税収も驚くほど伸びています。 この時期において更に成功するサラリーマンと 全く駄目なサラリーマンがいます。その差は何でしょうか? 運気があがるサラリーマンは人の役に立っている人 人から信用されている人に限ります、それが基本です。 この基本をしっかり守っている人だけがとりわけこの年には伸びます。 海外の動向 【米国】 ユニークなトランプが第45代大統領になってそろそろ1年となります。 算命学の代数論では末尾が0と5の代数の大統領は カリスマ性のある大統領ですが、危機に遭遇しやすい大統領です。 経済はかなり良く、内政は引き続き好調ですが 外交問題など対外的な問題がかなり出てきます。 またトランプは強引に物事を進めるが脇が甘いのが難点、 この年は海外においてトランプの欠点が出やすい年と言えます。 側近の高官達の不仲が増加しそれをまとめるのにかなり苦労し、 海外では八方ふさがり的となります。 一段と阿部首相に頼る傾向が出てきます。 安部首相との相性は良く、日米関係は良好さが続くでしょう。
【中国】 周近平主席は平成29年の党大会で引き続き主席に再任されました。 執行部は7人ですが、実態は周近平主席の一強体制で 誰も逆らえない状況です。 これから5年間トップとして君臨しますが、 その次の5年間も間違いなくトップであり続けるでしょう。 その為に憲法も変えるはずです。 それほど強い周近平ですが、この年はかなり孤独となり、 精神的にも時より弱気になります。 経済を含めた国内での山積する問題、北朝鮮問題などで 睡眠も十分にとれない辛い日々を送るはずです。
【韓国と北朝鮮】 韓国の文大統領は申酉天中殺に大統領になりました。 前の朴大統領も天中殺。つまり韓国は天中殺の大統領が辞め、 新たな大統領が天中殺で就任、だから混乱が続くのです。 二兎を追うものは一兎をも得ずという格言がありますが、 アメリカと中国の間でどちらにも良い顔をしようとして迷走し、 また穏やかな日本へは敵対心をむき出しにしている、 先行きは暗いでしょう 経済は引き続き最悪な状況で国民の苛立ちは徐々にピークに近づきます。 北朝鮮問題は厄介です。何が起きてもおかしくない状況です。 対話か戦争かとの議論がありますが、 今まで長きにわたって対話をしてきましたが、 その期間を利用して北朝鮮は核開発とミサイル開発をしてきました。 対話だけでは解決しない。 だからトランプ大統領は圧力に舵を切ったのです。 しかしすぐには戦争にならないと思います。 平成29年には金正恩に自信過剰の運気がまわっていました。 しかし平成30年に近づくにつれ彼の運気は弱ぶくみになります。 中国やロシアが動くことで 何らかの妥協に落ち着くのではないかと思っています。 陽の時代における身の処し方です 平成30年は陽の時代に入って6年目です。 算命学の陰陽説では陰は太陰で暗い意味、つまり冬を意味します。 これに対して陽は春から夏を意味します。 今は明るい暖かい春から夏の時代に入ってきています。 この時代は未来に夢を持てる時代、 何となく心ウキウキする時代です。 しかしこの好機を手に入れる為には 次のような事を心がける必要があります。 ①人に役立つ人間になる ②和顔愛語 ③何事にも感謝する ④自然界に目を向ける ⑤祈りの効用 算命学の開運法は決して難しくはありません。 むしろ実に簡単でしかも単純です。 しかし、その簡単が中に真理があり、 単純さの中に偉大な開運法があるのです。 今年がどの様な星回りであっても どうかめげずに算命学の開運方法を実践してみて下さい。
算命学総本校 高尾学館の中村校長の教えです









2017年12月の格言

平成29年12月の格言は

社長たるもの、
お客様の要求を満たすために、
自ら先頭に立って、
社内に混乱をまき起こせ。

 

 お客様の要求というものは、相手の都合に合わせるのではなくて、
自分の都合に合わせてなされるのである。たくさんのお客様の、
それぞれ勝手な要求が会社に殺到する。会社の都合と合う筈がない。
お客様の要求と食い違うわが社の都合を、お客様の都合に
あわせなければならないのだ。当然のこととして、
そこには混乱が発生するのだ。

 わが社の都合を第一にしてお客様に不便をおかけして
低業績を我慢するか、お客様の要求を第一に考えて内部は混乱しても
優れた業績をあげるか。これを決めるのは社長である。
社長の決定によって繁栄する会社とボロ会社に分かれるのである。

 好業績経営を実現する根本原理はただ一つしかない。
それは、「わが社の事情は一切無視し、お客様の要求を満たす」ことである。

一倉定先生著「一倉定の経営心得」事業活動の本質より




2017年11月の格言

平成29年11月の格言は

目標はその通りいかないから
役に立たないのではなく、
その通りいかないからこそ
役に立つのである。

 

 目標とは、手に入れたい結果である。
だから、その通りにいくことが望ましいことはいうまでもない。

 しかし、現実にはその通りいくことなど、まれにしかないのだ。
それを、望み通りにならないから目標を立ててもムダだというのでは、
話にならない。難しい企業経営の舵取りなどできるものではない。

 目標と実績の差は、客観情勢のわが社に及ぼす影響を
量的に知らせてくれるものである。別の表現をとれば、
客観情勢をどれだけみそこなっていたかの
度合いを表しているものなのである。
見込み違いがわかってこそ、
正しい舵取りができるのである。
だから目標はその通りいかないから役に立たないのではなくて、
その通りいかないからこそ役に立つことをしらなければならないのである。

一倉定先生著「一倉定の経営心得」最高責任者としてのあり方より




2017年10月の格言

平成29年10月の格言は

タンクの油を減らすには、
蛇口をひねることである。

 

 ここに油タンク(問屋)がある。
タンクの中の油(わが社の商品)が減らなければ、
油を補充することはできないのだ。

 とするならば、
タンクの油を減らすにはどうすればいいのだろうか。

 いかに頻繁にタンクの油の減り具合を見に行っても、
油の減少速度を増加させることはできない。

 できることは、油の減り具合が分かるということだけである。
これは「促進」ではなくて「監視」にしかすぎないのである。

 タンクの油を減らす手段は「蛇口」をひねることなのである。
(蛇口とは小売店のこと)小売店の売上増大こそ、
販売促進なのである。

一倉定先生著「一倉定の経営心得」事業と販売より





2017年9月の格言

平成29年9月の格言は

 

「経費削減病」というのは、
多くの会社で繰り返しかかる病気であり、
不景気や業績低下時に重病となる。

 

 


無為無策の社長の関心は「経費節約」である。
それらの社長は、決算書を見てもチンプンカンプンであり、
損益計算書から低業績あるいは赤字と知っても、
打つ手が分からない。
そこでのめりこむのが経費節約である。

経費に焦点を合わせて、
これを削減しようとしても、
よほど放漫な会社を別にすれば、
経費を五%削減しようとしたら、
ほとんどの会社で日常活動に
大きな支障をきたすことはまず間違いない。

「経費節約病」というのは
多くの会社で繰り返しかかる病気であり、
不景気や業績低下時に重傷になる。
しかし経費削減に成功した会社は
世の中にないのである。
だから経費削減を試みるなどやめるべきである。

事業の経営というものは、
経費をおさえるという消極的な態度ではなく、
売上を積極的に上げ、
利益を大きくするこそ肝要である。
経費をおさえることは極めて難しく、
利益をあげる可能性は非常に多いからである

費用は、単に経費という観点から見るのでなく
その特性の分析から出発しなければならない。
そのために、費用をその投入対象にしたがって、
日常の繰り返し仕事の管理に使われる「管理的費用」、
「今日の収益」をあげるために使われる「販売促進費」、
「将来の収益」をあげるために使われる「未来事業費」の
三つに分類し、考え方を整理することが大切であり、
それぞれの活動に対する基本的な方針を決め、
推進することこそ、成果をあげる重要な態度である。

そして中小企業の大部分では、管理的費用は過大であり、
販売費と未来事業費はおそろしく少ないのである。
このことは、企業の経営は企業の内部を管理すること
だと思いこんでいる証拠である。
事業の経営は内部を管理することではなくて、
市場と顧客に対する活動なのであるという、
正しい認識をもってもらいたいのである。



一倉定先生著「一倉定の経営心得」経営の数字より






 




2017年8月の格言

平成29年8月の格言は

一切のコストを無視して
まず完璧な試作品を作れ

 

はじめからコストを考えると
優れた新商品はできない

試作品ではまずコストを考えずに
考えられる最高の品質を追求するのが
正しい態度である
そして期待した品質が得られた後に
今度はコスト低減に取り組む
そのコスト低減もあくまでも
[品質を落とさない]ということを
大前提にしなければいけない
それは可能なのだ

世の中に次々と出てくる商品の品質をみると
欠陥の多いのに驚かずにはいられない
その根本原因は品質マインドの不足であり
それに拍車をかけるものが
ほかならぬ[安価でなければ売れない]という
[コスト病]である
コストの為には
平気で品質や性能を無視する

商品というものは
お客様の要求を満たす為に存在するのだ
[安かろう悪かろう]では
やがてお客様から見放されてしまうのである



一倉定先生著「一倉定の経営心得」事業活動の本質より