2016.10.01荒金格言

2016年10月の格言

平成28年10月の格言は

在庫が危険なのではない
在庫に対する考え方がないのが
危険なのである

 

在庫恐怖症にかかると
ただ、やみくもに在庫節減をする
ようになってします

特に、経理担当者と社長が重症になる

困ったことには、経理担当者は在庫節減こそ
会社の利益増大法だと思い込んでいる
それ以外のことは何も知らないからだ
ここに危険が伏在する

如何に有効な販売促進も
経理の「それは金利が高くなります」
の一言でつぶれてしまうのだ
「いくら金利が高くなるか」
ということは計算せずにである

これは経理担当者が悪いのではなくて
在庫の正しい考え方を勉強しようとしない
社長に全責任がある

在庫の正しい認識のないままに
ただやみくもに在庫節減をしようとする
だから在庫を減らすシステムが開発されたと聞くと
無批判にこれにとびついて
売上不振という
大やけどをすることになる


一倉定先生著「一倉定の経営心得」事業活動の本質より




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