2018.01.01荒金格言

2018年1月の格言

平成29年1月の格言は

平成30年の予想
戊戌
(ぼどのいぬ)

平成19年からスタートした教育学習期が終わり、 経済台頭期のスタートした2年目となります。 この年のキーワードは「新たな一歩」です。 干支暦では「戊戌」(ぼどのいぬ・つちのえのいぬ)となります

干支の干にあたる戊(ぼど)は 中国の五行説である木星・火星・土星・金星・水星の 五要素のうちの土星の陽にあたります。 すなわち戊は五行を東西南北と中央の五方向に割りふった中では 中央に位置します。算命学では この戊を富士山や阿蘇山のような山岳に例えています。 山の高きは、寄って来る土の質を選ばずと言います。 山が高いのは、土の質を選ばずにすべて受け入れるから。 人間もそうあらねばなりません。 また山岳はむやみやたらと動かない。不動の姿勢で堂々としている それがゆえに魅力があるのです。 年の干支の十二支の方は戌です 戌は算命学では、中央、陽の土性の意味があります。 陽の土性は引力、そして財運などを暗示しています。
それでは十干の戊と十二支の戌を合体させた 平成30年丁酉の年の総体的な運気についてまとめてみましょう 動くよりも、まず考える。そして自分とは考えが異なる人をも 受け入れるようにすると、運気が高まる暗示があります。 自分の心の器を大きくし人についても物事についても 好き嫌いなく全てを受け入れるような懐が深い人は大吉 好き嫌いが激しい人は大凶となります。 日本の運気と経済動向です 平成30年は算命学における時代論で分析しますと 平成19年から始まった知恵の時代が終わり 経済が発展する経済台頭期の2年目になります。 新年は昭和で言えば93年ということは 50年前は昭和43年です。 戦後23年、団塊の世代が20歳代に突入した年 あの頃の様な急激な経済の成長はありえませんが、 算命学の時代論では再び経済が活性化する時代に入ってきました 今回の経済発展期は上下の差が激しいものとなってくる 為替は若干円安傾向が続き、極端な上下の動きはなく、 今程度の安定基調となります。 株は2万4千円を目指す展開もありますが、 基本的には2万2千~3千円前後が予想されます。 ただそれは、北朝鮮情勢など、 国際情勢如何によっては大きく変動する危険性が大です。 不動産は首都圏においてはすでにピークというか むしろ下がり始めています。 アメリカや台湾、シンガポールなどでは 日本の3倍になっているところもあります。 日本の地価が頭打ちなのは今後大きく上がる見込みが少ないから。 日本には規制が多く、そのために土地の利用価値が少ないので、 世界の投資家にとっては魅力が少ないのです。 東京オリンピックは2年後になります。 これから約1年ほどは公共投資は間違いなく増えるでしょう。 しかし、その後はしばらく経済の低迷時期となります。 このような時代は時代の流れを読む目を持った人や そういうトップがいる企業だけが伸びるでしょう。 中小企業の生き方です この年は中小企業にとってとても大切な1年になります。 日本と世界をとりまく空気が大きく変わる年で、 その結果、さまざまな業界、 それぞれの企業の運気が激変するからです。 中小企業のトップが持つべき心がけ ①足腰を鍛える  この時代は精神力が強いことが大切、  そのためには肉体の足腰を鍛え強める必要があります。  ちょっとした運動でも良いので  日常生活のあらゆる場所で筋肉を使うことを心がけましょう。 ②運気の下がりは運気上昇の入り口だと思うこと ③ほんの少しでも良いので工夫をすること 地球は毎日自転して移動しています。 今日は昨日いた場所とは異なる場所にいるのです。 それなのに毎日同じことをし、 また10年たっても同じパターンでいると いつしか時代に取り残されてしまいます。 生きるとは感動することです。感動するとは心が刺激を受けること、 その刺激が運を変え、健康面にも影響してきます。 何かを与えられて感動するようでは駄目です。 自分から感動を探すように心がけると 周囲にどれほど感動するきっかけがあるが気づきます。 この気づきが多い人ほどこの年の成功者になれます。 社会現象です 海外において一段と不安が高まり、混乱が増しますが、 国内においては全般的には比較的安定した1年となります。 若者と女性の活躍が目立つようになり、 とりわけ若者が積極的になって自信が増してきます。 服装も黄色から茶系統の色で明るいながらも 落ち着いた色彩が好まれるようになります。 天候は冬がかなり寒くなり、地域によっては大雪の被害が出ます。 また夏は異常に暑い夏となりそうです。 寒暖の差が徐々に激しくなりそれによる体調不良が 懸念されるようになります。 今年の干支の戊は山岳という意味もありまして、 火山の爆発やある程度の大きさの地震の危険性が高まり、 また航空機など空の事故も心配です。 ただし大規模なものにはなりそうもありません。 中国の古典によると 政治が安定しているときには大きな災害は起きず、 逆に政治が不安定なときは大きな災害が起こるようです。 そういう意味では阿部首相が選挙で大勝し、 絶対安定政権を樹立したことは政権の安定であり、 それは災害に強い空気を日本にもたらしたという事です。 サラリーマンの心構えです アベノミクスの効果が感じられないという人がいます。 どうしたら感じられますかと聞くと 給料が1.5~2倍になったらという答えがありました。 それを数年以内に実現した国はどこにもないし、それはありえない。 それよりも今までの経済だと もしかしたら自分の勤めている会社が倒産しているかもしれない また自分の給料が下がるか解雇されているかもしれない それに気づかない人は運の悪い人です。 有効求人倍率が1.54を超えたのはバブル期以降初ですし、 年金資金は運用によって多額の利益が出ています。 また税収も驚くほど伸びています。 この時期において更に成功するサラリーマンと 全く駄目なサラリーマンがいます。その差は何でしょうか? 運気があがるサラリーマンは人の役に立っている人 人から信用されている人に限ります、それが基本です。 この基本をしっかり守っている人だけがとりわけこの年には伸びます。 海外の動向 【米国】 ユニークなトランプが第45代大統領になってそろそろ1年となります。 算命学の代数論では末尾が0と5の代数の大統領は カリスマ性のある大統領ですが、危機に遭遇しやすい大統領です。 経済はかなり良く、内政は引き続き好調ですが 外交問題など対外的な問題がかなり出てきます。 またトランプは強引に物事を進めるが脇が甘いのが難点、 この年は海外においてトランプの欠点が出やすい年と言えます。 側近の高官達の不仲が増加しそれをまとめるのにかなり苦労し、 海外では八方ふさがり的となります。 一段と阿部首相に頼る傾向が出てきます。 安部首相との相性は良く、日米関係は良好さが続くでしょう。
【中国】 周近平主席は平成29年の党大会で引き続き主席に再任されました。 執行部は7人ですが、実態は周近平主席の一強体制で 誰も逆らえない状況です。 これから5年間トップとして君臨しますが、 その次の5年間も間違いなくトップであり続けるでしょう。 その為に憲法も変えるはずです。 それほど強い周近平ですが、この年はかなり孤独となり、 精神的にも時より弱気になります。 経済を含めた国内での山積する問題、北朝鮮問題などで 睡眠も十分にとれない辛い日々を送るはずです。
【韓国と北朝鮮】 韓国の文大統領は申酉天中殺に大統領になりました。 前の朴大統領も天中殺。つまり韓国は天中殺の大統領が辞め、 新たな大統領が天中殺で就任、だから混乱が続くのです。 二兎を追うものは一兎をも得ずという格言がありますが、 アメリカと中国の間でどちらにも良い顔をしようとして迷走し、 また穏やかな日本へは敵対心をむき出しにしている、 先行きは暗いでしょう 経済は引き続き最悪な状況で国民の苛立ちは徐々にピークに近づきます。 北朝鮮問題は厄介です。何が起きてもおかしくない状況です。 対話か戦争かとの議論がありますが、 今まで長きにわたって対話をしてきましたが、 その期間を利用して北朝鮮は核開発とミサイル開発をしてきました。 対話だけでは解決しない。 だからトランプ大統領は圧力に舵を切ったのです。 しかしすぐには戦争にならないと思います。 平成29年には金正恩に自信過剰の運気がまわっていました。 しかし平成30年に近づくにつれ彼の運気は弱ぶくみになります。 中国やロシアが動くことで 何らかの妥協に落ち着くのではないかと思っています。 陽の時代における身の処し方です 平成30年は陽の時代に入って6年目です。 算命学の陰陽説では陰は太陰で暗い意味、つまり冬を意味します。 これに対して陽は春から夏を意味します。 今は明るい暖かい春から夏の時代に入ってきています。 この時代は未来に夢を持てる時代、 何となく心ウキウキする時代です。 しかしこの好機を手に入れる為には 次のような事を心がける必要があります。 ①人に役立つ人間になる ②和顔愛語 ③何事にも感謝する ④自然界に目を向ける ⑤祈りの効用 算命学の開運法は決して難しくはありません。 むしろ実に簡単でしかも単純です。 しかし、その簡単が中に真理があり、 単純さの中に偉大な開運法があるのです。 今年がどの様な星回りであっても どうかめげずに算命学の開運方法を実践してみて下さい。
算命学総本校 高尾学館の中村校長の教えです






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