2021.12.29荒金格言

2022年1月の格言

令和4年1月の格言は

令和4年の予想
壬寅
(みずのえのとら)

 

令和4年、干支暦(かんしれき)では算命学で言う壬寅(じんすいのとら)、
別名一般には壬寅の寅(みずのえのとら)の年になります。


壬寅の寅は、中国の五行説である、
木星、火星、土星、金星、水星の5要素のうちの水星の陽にあたります。
すなわち壬寅は、五行を東西南北と中央の5方向に割り振った中では、北に位置します。

さて年の干支の十二支の方は寅です。
壬寅の寅年は算命学では、陽の木星であり、
寅にサンズイを付けると演技や演出の「演」という文字になります。


壬寅の寅年が意味する年は、陽の干支の年なので、海外で様々な出来事が起こる暗示があります。

一番心配なのは海外でのテロ、そして中国の動きです。

この年に気になるのが前年に引き続きコロナ等のウイルス関連、
さらに新たなウイルスが出て来そうです。

また、こういう時は天候不順も続きます。
気温の上下が激しくなり、水害も引き続き心配です。
地震も頻発しますが、関東大震災等のような大きな地震は起きないでしょう。

 

それでは令和四年は日本国の経済にとってどのような年となるのでしょうか。
令和3年はコロナ騒動で観光業や飲食業などは、かなりのダメージを受けましたが、スーパーやコンビニ、また製造業は業種によっては好調でした。
他国に比べ投資家などは日本への評価をさほど変えていません。

今後については、岸田政権が財務省の言いなりになるかどうか次第です。
財務省の感覚は家計簿感覚で、借金はダメだとし、すぐに増税など考えます。
つまり負債だけを問題視し、日本にある膨大な資産をあえて語りません。
国家経営は企業経営と同じで、企業は借金をしても、
それによって工場等を新たに増設したりして、売上と利益を上げています。
借金を全て返したら、むしろ業績は悪化してしまう。
財務省と縁の深い岸田政権の舵取りが、令和4年の日本経済を決めます。
健全な国家には、健全が与党と、健全な野党の存在が必要です。
令和4年の参議院選挙に向けて、与党や、与党に近い野党は、油断・慢心することなく政策を磨くべきです。


次に陽の時代における、身の処し方です。
時代を、算命学の陰陽論で分けると、今は陽の時代です。
算命学では、かつては、今から約50年程前が陽の時代でした。
今回の陽の時代は、50年前の時代の活気はありませんが、コロナにも負けず、日本のメーカーは、そこそこ頑張っており、他国に比べたらまだ安定しています。
ただし、新たな時代はのんびりしていてはダメで、
さらに良くなるためには、次のような心がけをする必要があります。


一つ目は、絶対に過去を振り返らない。

過去がどれほど素晴らしかったとしても、過去は過去です。
これからの時代は決して過去には戻りません。
従って過去の成功体験、過去への愛着は運気上では一番悪い結果をもたらします。


二つ目は、陽の言葉を使う。

「辛い」「ダメだ」「苦しい」「なんで自分だけが」
こういう言葉は陰の言葉です。
陰の言葉を多く使う人は、神様から見て、この人は不幸になりたがっている、と思うようで、次々に不運が舞い込みます。
むしろ「ありがとう」「嬉しい」「幸せだ」「素晴らしい」等の陽の言葉を積極的に使いましょう。
3ヶ月後から驚くほど運気が上昇してきます。


三つ目は、毎朝決まった時間に、北の方向に手を合わせる。

北の方向は、神様とご先祖様の場所。そこに感謝のために両手を合わせる。
両手を合わせると陰陽一つになり体中の気の流れが良くなり、パワーアップするのです。それが運気を高めます。
祈る時に両手を合わせるのは意味があるのです。
また毎朝同じ時間に、同じことをすると運気が高まります。


次に、壬寅の寅年における中小企業の生き方です。
過去2年ほど、コロナの影響で経済は疲弊してきました。中小企業は特に大変でした。
しかし諸外国に比べると、大変な中でも、まだ日本は最悪ではありません。
ワクチン摂取がかなり進み、また日本人特有の清潔を主とした生活態度などが、プラスに作用しました。


では、この年の中小企業のトップが持つべき心構えについて述べたいと思います。
まず、第一ですが、過去に戻らないと悟るべきです。
地球は自転し、前進しており、決して後ろには戻りません。
つまり宇宙の法則は、後戻りはしないのです。
従ってコロナ前の状況には戻りません。
商売の仕方、扱うアイテム等、今までのものをベースにし、
しかしそこに新たな時代にあったプラスアルファが必要なのです。

二つ目です。
若者の意見に耳を傾ける。
昭和の時代や、平成の時代は、それまで成功してきたベテランの意見が成功の源でした。
しかし時代は変わり 、AI が進み、コロナなどの異常事態が起こり、世の中が大変化してきました。
この時代は、過去をベースにしていても始まりません。
算命学では、未来は若者の時代だとしています。
彼らの意見を大いに参考にすることは賛成です。
もちろん経験不足な若者は、未熟な面もありますので、
すべてをそのまま取り入れる必要はありませんが、彼らの発想から何らかのヒントを得ることは有益です。
中堅管理職以上の方々が言ってはいけない言葉は「今の若者は駄目」だという言葉です。
時代は若者が作り、それが世の中の進歩に貢献してきた事実を思い出しましょう。

三つ目です。
他の人、他の会社に貢献する事。
人はまず、自分のことの幸せ、また自分の組織の幸せを考えます。それが当たり前です。
しかし運の良い人は、まず人の役に立とうとします。
また、他の会社の役に立とうとします。
他人から感謝される人、他社から感謝される組織は、必ず幸せになります。
一休禅師の話ですが、温泉に入って温かいお湯を自分のために自分のために、
と手前に引き寄せると、その直後から外部に漏れてきます。
しかし向かいの人に、あなたのためにあなたのために、と、お湯を向けてあげると、今度は自分に戻ってきます。
確かに運の悪い人は自分のことしか考えていません。
自分中心的な考えだと、それは他の人にマイナスになります。
周囲の人をマイナスにする発想は、決して自分や自分の会社にはプラスになりません。


次に、壬寅の寅年における社会現象です。
昨年の予測では、世界レベルでの天災や、コロナ及び、それに更に新たなウイルスの病気が流行る懸念があり、とりわけ日本では水害などの災害が多くなりそうです。
とお伝えしました。
まさにその通りの展開になりました
令和四年も引き続きコロナ問題を引きずりますが、
感染は一時的に増加しても、さほど大きな問題にはならないでしょう。
ただし、水害は引き続きあり、また地震も頻発します。
多くの人が気にされる、関東大地震ですが、それほどの大地震は起こらないと思います。


次に、壬寅の寅年におけるサラリーマンの心構えです。

ある大企業の社長が45歳定年を言い出し、大きな反響を呼びました。
この提案を多くの人は、会社は45歳で社員をクビにする、と思ったようですが、実際には違います。
かつては人生60年、60歳で定年。
この還暦を過ぎたら、後は数年で亡くなる状況でしたが、今や、90歳、100歳まで生きる時代です。
こういう時代には、六十歳を過ぎても収入があり、また社会に役立つ何らかのお役目が必要です。
しかし六十歳になってから急に何かを探しても手遅れです。
40歳から45歳の働き盛りの時に、自分の才能を活かした、趣味や仕事をマスターし、いざとなったら会社を辞めてもやっていけるようになる必要があります。
また、そういう人は、今の会社で定年が過ぎても働く場が与えられるのです。


海外の運気と動向
【アメリカ】

昨年の予測でもお伝えしましたが、バイデン大統領は46代目の大統領です。
算命学の代数論によると、
末尾が1代6代の大統領は攻撃本能が宿り、
末尾が2代7代の大統領は陰謀家的、
末尾が3代8代の大統領は和合的、
4代9代の大統領は庶民的、
5代10代の大統領は、人気があるが暗殺の危険性がある、
と申し上げました。
代数の運気から見ると、バイデン大統領は、攻撃本能があります。
なので、当初の推測とは別に、かなり中国に厳しく当たっており、
台湾については中国に譲らない姿勢を見せています。
今の時代、大きな戦争はありえませんが、突発的な軍事衝突はあるかもしれません。
世界はかなり危険な状態にあります。


【ドイツ、フランス、イギリス】
ドイツは運気が強かったメルケル首相が近く退任。
いくつかの政党が連立を試みようとしていますが、かなり不安定になります。
加えて水害などの天災もありドイツは混迷を深めるでしょう。
フランスは、令和4年に大統領選挙があります。
左派と中道に対して、右派がぶつかり、激しい対立になりますが、
要はフランスの国力が弱っている点に目を向ける必要があります。
イギリスはEU離脱があり、コロナの災いがあり、この年の英国は、かなり大変です。


【ロシア】
プーチン大統領の運気は、この年も引き続き強運ですが、ロシアそのものの
運気が徐々に低迷してきており、アメリカとの対立など、色々苦しい状況になってきます。
また、国民が政府を信用しておらず、ロシアは世界で最初に国産ワクチンを製造しましたが、国民の多くは信頼しておらず、感染者急増、経済にもかなりの影響が出そうです。


【中国】
中国は北京オリンピックの年となりますが、国際政治の複雑さに加え、
克服した、というコロナの被害もまだ多く残っております。
オリンピック実施にはかなりの困難が伴います。
中国の要人は、占いされる事を恐れて、誕生日を隠す傾向があります。
習近平主席は、二つの誕生日があると言われていますが、どちらにせよ、運気は下降線に入っています。
自分の任期中に「台湾を領土にする」と公言しましたが、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、日本、等が反対しており、台湾には米軍が駐留し始めています。
彼の夢は実現しそうにありません。
この年は、中国は経済もかなり厳しくなるでしょう。


【韓国と北朝鮮】
韓国は大統領選挙の年となります。
必要以上に反日を煽り、北朝鮮に媚を売ってきた文大統領ですが、北朝鮮からは馬鹿にされ、中国からも見下され、日本からは拒絶されて、経済は最悪になりました。
韓国のことわざに「嘘も百回言えば本当になる」というのがあるそうですが、今の時代、世界では全く通用しません。
中国の外交官が「二度と韓国には駐在したくない」と言っていました。
理由を聞くと「漢字は韓国が作った」「孔子は韓国人」だった、等と平気で嘘をつくそうです。
孔子は中国人です。
かつて東大の教授が、「天皇は朝鮮から渡ってきた騎馬民族だ」と言っていた事がありました。
しかし上智大学の渡部昇一(わたなべしょういち)教授が、その方に
「古事記にも、日本書紀にも、天皇陛下と馬の話は出てこない」と指摘。
その教授は「書いてありませんか」と絶句したそうです。
渡部教授から聞きました。
きっとその教授も朝鮮の嘘に騙されたのでしょう。
なお、北朝鮮ですが、若い指導者の金正恩は苦労されているでしょう。
私から見るとトップとしては無理があります。
経済封鎖で食料難、そこに水害等も加わり、民が飢えています。
独裁体制を続けるには、恐怖政治をせざるを得ないのでしょうが、情報が飛び交う今の時代は無理があり、また、恐怖政治でも、民がある程度、豊かで幸せなら良いかもしれませんが、
今の状況はかなり厳しい。いつ何が起きてもおかしくない状況です。
早い段階で世界と仲良くして、国内を安定させる必要があります。
北朝鮮、韓国、日本の隣の朝鮮半島の状況は、令和4年には大きな問題がありそうです。

 

令和4年を迎え、皆々様のご多幸と、ご健康を心よりお祈り申し上げております。


算命学総本校 高尾学館の中村校長の教えです。

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