2021.06.30荒金格言

2021年7月の格言

令和3年7月の格言は

 

社員の第二の人生まで心をくばる
社長は「名社長」である。

 

 

俸給生活者長にとっては、定年は絶対にさけることができない大きなショックである。
会社側とすれば、退職金とか年金を払えば規定の上では済む。
しかし、定年になった社員とその家族にはまだ生活がある。
そして、いままではとは全く違った条件のもとで生活が始まるのだ。・・・
定年社員の第二の人生を考えてやることこそ、社長として大切なことであるに間違いない。
定年社員の人生と言えば、自営組や数少ない悠々自適組を除けば「再就職」である。
この再就職について面倒を見てやることである。
社員の第二の人生まで心をくばる社長は、私の知る限り、すべて「名社長」である。
これは決して偶然ではなく、真剣に自らの事業に打ち込んでいる間に、
自然に社員の第二の人生まで考えてやるようになるのではないか、と私には思われるのである。
一倉定先生著「一倉定の経営心得」組織と人より
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