2020.12.29荒金格言
2021年1月の格言
令和3年1月の格言は
令和3年の予想 辛丑 (かのとのうし) |
令和3年、干支暦(かんしれき)では算命学で言うシンキンノウシ
別名一般には辛(かのと)の丑の年になります。
辛丑(シンキンのウシ)は、中国の五行である木星、火星、土星、金星、水星、の五要素のうちの、金星の陰にあたります。
すなわち、辛丑は五行を東西南北と中央の5方向に割り振った中では、西に位置します。
さて年の干支の十二支の方は丑です。
丑は算命学では、陰の水星と土星であり、糸編をつけると「紐」という文字になりますが、
何かを求める、縛る、学ぶ、引き寄せるという意味があります。
辛の丑が意味する年は、
陰の干支の年なので、国内で様々な出来事が起こる暗示があります。
この年は選挙の年であり、また自民党の総裁選挙の年でもあります。
さらに前年からのコロナウイルスの影響を受けて、国内の経済やシステムが大きく変わる年となります。
国内問題ではワクチンの問題、国内での暴動、台風などの自然災害など色々ありました。
また海外ではアメリカの大統領が就任するのは今回も同様です。
この年、基本は国内問題ですが、今回は海外でも色々ありそうです。
いずれにしても、この年は引き続きコロナウィルスの影響が国内、海外を問わず、かなりの影響を与えます。
これからの時代は総合的に頭の良い人より、一点だけ極端に優れているような人が浮上してきます。
まさに専門職、職人の時代に入ってくるでしょう。
単に一流大学を出てサラリーマンになるだけでは将来は保証されません。
大企業に勤務しても、自分なりに他とは異なる職人的な才能が必要になります。
この年に気になるのが前年に引き続き水害と台風です。
地域の名前に「さんずい」が付いている土地は、かつて水害が多かった時ですので要注意です。
バブルが崩壊した時の総理は、東大文一出身の宮澤総理でした。
昭和の時代、バブルの時まではアメリカがお手本でした。
そういう時は、記憶力の良い、頭の良い人が政界、官界、財界に必要でした。
なので、東大文一に象徴される頭の良い人が世の中の中心にいました。
しかし、バブルで日本はアメリカを追い越し、お手本が無くなってしまいました。
バブル崩壊後は日本が自分でお手本を探さなければいけない時代、
ちなみにバブル崩壊後、つまり宮澤総理の後、東大文一卒業の総理は一人も出ていません。
一部例外を除けば、すべて私立大学卒業の方が総理になっています。
次に辛の丑年の国内ステージの向かう方向です。
令和3年は解散総選挙の年となります。
菅官房長官が99代内閣総理大臣に就任。菅総理の下で選挙が行われます。
選挙結果は、菅総理の運気からして自民党は若干数を減らしても与党は間違いなく過半数を取ります。
算命学では、陰陽ふたつに物事を分類しますが、安倍前総理は陽のタイプ、菅総理は陰のタイプ。
陽は理念を大切にし、外に目が向きます。それに対して陰は、現実対応、そして内側に目が向きます。
結果として見事な役割分担ができていると言えます。
次に辛の丑年における、中小企業の生き方です。
この年は過去から脱却して工夫をする中小企業にとって、
また新たに立ち上がった新しい企業にとっては理想的な年となります。
昭和の時代はアメリカというお手本があった時代、そういう時代は、
頭脳明晰な人が成長し優秀な学生を集める大企業が伸びた時代です。
平成の時代は昭和の遺産でなんとか食いつないだ時代です。
令和の時代は日本の企業が自分でお手本を作る時代です。
では、この年の中小企業のトップが持つべき心がけについて述べてみたいと思います。
一つ目は、自分と異なる意見にも耳を傾ける事です。
二つ目は、気力を高めるために体力を高める事です。
三つ目は、大丈夫、必ずうまくいく、と常に言う事です。
次に辛の丑年における社会現象です。
世界レベルでの天災や、新型コロナウィルス及び、それにさらに新たなウイルスの病気が流行る懸念があります。
とりわけ日本では、水害などの災害が多くなりそうです。
一言で言って苦労の多い年になりそうです。
そのために、国民の間に不安が広がり、就職も厳しく、
経済も前半はかなり厳しい状況になりそうです。国民としてそれなりの覚悟が必要です。
次に辛の丑年におけるサラリーマンの心構えです。
時代が大きく変わる時です。
本来サラリーマンは会社に就職し、配属を受けた部門で上司の命令に従うものです。
しかし、この時代はそれではダメです。
時代が変わり、上司でさえ今までの経験の多くが役に立たなくなってきました。
一言で言って、今まで常識が通用しない時代、
自分から新しいお手本を作り出す時代、そのためには、サラリーマンは自宅でも、
会社の往復の時でも、常に多方面に関心を持って様々な学びが必要になります。
海外の運気と動向
【アメリカ】
アメリカの大統領選挙が終わりました。
今回の候補は2名でした。共和党のトランプ氏と、民主党のバイデン氏の2人です。
74歳のトランプ氏は2020年2021年が天中殺の年、また同氏は20年の大運天中殺の終わりの3年に来ていました。
大運天中殺は20年間のうち15年が上昇したら、後の5年間は低迷期に入ります。
なので、トランプ氏は算命学的に言えば運気が下降線に入っていました。
一方ではバイデン氏は78歳。天中殺ではありませんが運気は低迷期に入っています。
アメリカの運気は、あまり良くなく、むしろ低迷期に入ってきている、ということです。
トランプ大統領は45代目大統領でした。
バイデン氏が大統領になると46代目の大統領です。
五行説を基本とする算命学の代数論では末尾が0か5の代数は、
カリスマ性がある大統領ですが、危機に遭遇しやすい大統領でした。
例えば、20代大統領はガーフィールド、35代大統領はジョン F ケネディ、40代大統領はレーガン。
ガーフィールド大統領とケネディ大統領は暗殺され、またレーガン大統領は暗殺未遂にあっています。
次に末尾が1か6の代数になる大統領は、戦争などに突入するなど動乱を呼ぶ大統領となります。
ちなみに36代はジョンソン大統領でベトナム戦争に突入、また41代はブッシュ大統領で湾岸戦争に突入しました。
【ドイツ、フランス、英国】
欧州を代表するドイツ、フランス、英国ですが、欧州で優等生だったドイツは低迷期に入っており、
またフランスや英国は、コロナウィルスの影響もあり、経済の大低迷が続くでしょう。
【ロシア】
プーチン大統領の運期はこの一年は強運ですが、徐々に衰えを見せ始めます。
独裁者は当初は強いのですが、時間の経過とともに徐々に運気が下がり始めます。
翌年以降からは、かなり低迷するはずです。
【中国】
もともと中国では、庚子、庚子の年は、
歴史的に厳しい年でしたが、とりわけ今回は最悪でした。
武漢からのコロナウイルスは、世界から嫌われるきっかけとなり、
さらにまた水害被害やバッタの被害が、かなりな規模となって来ております。
気になるのは、習近平が周囲の地域や国と対立していることです。
インド、ネパール、ブータン、香港、台湾にアメリカ、そして日本。
さらには、中国の領土内だとはいえ、チベットにウイグル、そして内モンゴル。
国内が乱れている時は、国民の目を外に向けさせるために、
外国と揉め事を起こす可能性が「大」だと中国の古典では言われています。
習近平政権はこの年あたりをスタートとして弱体化に向かうように思います。
【韓国と北朝鮮】
韓国は不思議な国で、歴代大統領は退任するとほぼ確実に有罪判決を受けて、刑務所送りになります。
理由は様々ですが、本人や親族の不正などが原因であると同時に、
次の政権から始末にされる傾向があります。
そして新大統領は、必ず反日運動します。
一番いけないのが、韓国に親近感を抱いている日本の国会議員やマスコミです。
韓国の言い分を疑いもせずに認めて、まずは謝ろうとします。
本来これは日本人の美徳ですが、相手が朝鮮半島の人だと結果はマイナスです。
最も朝鮮半島の人の中には立派な人もいますが、集団となると無茶なことを言う国民性です。
「徴用工問題」は終戦の直前の約半年に、300名以下の人だけが対象で、
それ以外は、その前から日本での高給を求めて自発的に来た人達で、
しかもきちんと給料もらっています。
それがどういうわけか、全員が無理やり徴用工にされて、
しかも給料がもらえていない、という間違った主張しはじめています。
安倍政権、菅政権は、今までの謝罪を主とした日本政府のやり方を踏襲せず、
韓国に対して毅然とした態度を示しています。
結果、韓国は日本との関係が悪化し、経済面ではかなり厳しい立場に置かれるでしょう。
文大統領が就任したのが天中殺の年です。
天中殺就任の大統領は判断ミスが多く、結果、国家が弱体化していきます。
一方で北朝鮮の金正恩の運気は、急激に低迷する直前の運気です。
この国は典型的な独裁国家ですが、そろそろ終わりに近づいてきています。
体調も優れず、国家が滅びるきっかけとなる年となります。
次に陽の時代における、身の処し方です。
今の陽の時代ですが、状況はかなり違います。
確かに日本は経済が発展し、今や餓死する人も凍死する人もいません。
各家庭には、テレビも冷蔵庫も洗濯機もあり、生活に不自由する人はいません。
他の多くの国と比べても、かなり恵まれた国になりました。
色々、反省はあるものの、政界、官界、経済界の方々が頑張ってきた結果でしょう。
しかし今のままで、たんに満足していては駄目です。
さらに幸せになるためには、次のようなことを心がける必要があります。
一つ目は、1日に9回、ありがとうと言う。
晴れてもありがとう、雨でもありがとう、と言いましょう。これは陽の言葉です。
常に陽の言葉を発している人には幸せが舞い込みます。
また、9という数字は陽の数である奇数の中で、一桁で一番多い数字です。
縁起の良い数字です。
二つ目は、自分と意見の違う人も認める。
先ほど中小企業の方の為にも伝えましたが、人間は自分と意見の違う人を嫌ったり、
避けたりしがちですが、新しい時代を迎え、今までの自分の考えも変える必要があります。
その時に参考になるのは意見の違う人の考えです。
三つ目は、手を動かす、運動する。
手は脳に直結します。
手を動かすことで頭の回転が速くなり、脳の動きが増すと体調が良くなり、健康にもプラスになります。
四つ目は、「笑い」と「笑顔」を増やす。
笑う門には福来る、と昔から言われていますが、人は笑うと額にある第2チャクラが開きます。
すると人の心が読めるようになり、また未来をも読めるようになります。
逆に、しかめっ面をしていると、このチャクラが閉じてしまい、不幸になります。
五つ目は、体を冷やさないようにする。
冷えは陰の気です。陰の気を受けると、体調も運気も悪化させます。
寝る時に体を冷やさないようにすると熟睡できます。
令和3年を迎え皆々様のご多幸と、ご健康を心よりお祈り申し上げております。
算命学総本校 高尾学館の中村校長の教えです