2010.11.17荒金日誌

2島返還方針も撤廃

15日付のロシアの有力紙コメルサントは、
北方領土を、最終的に返還させるとの幻想を
日本側が抱いていると批判。
「これらの島はロシア領であり、
この問題を協議することはないというのが今のわれわれの立場だ」
と強調したという。

一方15日付のロシア経済紙ベドモスチは、
ロシアは極東の開発で隣国の協力を必要としており、
中国より日本をパートナーに選ぶ方が望ましいと解説。
まず日本に2島を返還し、
領土問題の解決を図るべきだと論じた。

このロシア国に対して、日本の国会議員と政府は、
国益を考えて、ごまをするのではなく、
ロシア国に対して毅然と、
又、国民に分かる様に対応すべきである。

それが外交と思う。

日本がポツダム宣言を受けて、
終戦した8月15日より3日後の、8月18日から22日に、
ソ連軍は北方の島、占守島(しゅむしゅとう)に攻撃を仕掛けて占領して、
日本は国連の裁判所に、訴えてもいない。
又、現在は全く抗議もしていない。

平成22年11月13日(土)第37期経営計画発表会にて

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