2001.12.01荒金格言
2001年12月の格言
12月の格言は『社長の定位置』です!
私は沢山の社長さんが方にお目にかかっています。
それらの社長さん方で、定期的にお客様を
訪問している人は極めて少ない。
会社に出勤しても、
そのほとんどの時間を社内で過ごす。
この人たちを私は・・・
「穴熊社長」と呼んでいる。
穴熊は、穴の出入り口から見える外部の景色しか知らない。
まったくの世間知らずである。
世間知らずに正しい経営が出来るはずがない。
多くの社長さん方は、自らの低位置を
社長室だと思い込んでいる。
時々社内を見回っては、社員の仕事ぶりを見ている。
一生懸命に働いている社長の目から見ると、
欠点ばかりに映る。
社長さんは我慢出来ない。
そして小言を言う。
来る日も来る日もこれを繰り返している。
そして・・・
それが社長として最も大切な仕事と思い込んでしまう。
お客様の事など
「遠い他国のことだ!」
と言わんばかりである。