2003.11.01荒金格言

2003年11月の格言

平成15年11月の格言は「実施と決定」です!

任せるのは「実施」であって
「決定」ではない!

「任せる」というのはどういう事なのか!

言葉の意味も分からぬままに、やたらに使うから
会社を潰しかねないような事が起こるのである。
広くあまねく世間に行き渡って
大きな害毒を流し続けているのである。

だから「任せる」という言葉の定義づけをしておかなければならない。
その定義はどんなものだろうか?

事業というものは、やり方の上手下手で運命が決まるものではない。
決定によって運命が決まるのである。

その決定を行う人こそ社長である!

社長が決定を誤れば会社は潰れるか
潰れないまでもピンチに陥ったりする。
あるいは、いつまで経ってもウダツの上がらない
ボロ会社でいなければならないのである。

決定というものは実施に移される。
その実施が社員の役割である。

決定は社長!
実施は社員の役割である。

そして任せるのは「実施」であって「決定」ではない!

我が経営の師「一倉定」先生の社長学 第9巻「新・社長の姿勢」より

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