2004.12.01荒金格言
2004年12月の格言
平成16年12月の格言は「赤字会社の共通点」です。
商品というものは、どんな店においても売れるものなのである。
ある雑貨店に座卓が陳列してあるので
聞いてみたら「でも売れるのですよ」
と言う売り場の担当者の返事である。
社長に聞いて見ると、そんなものまで仕入れろとは
言っていないと言う。
当然だ!雑貨店だからである。
この会社は大きな赤字を背負っていたのである。
店舗というものは、入れれば何をおいても
いいというものではない。
採算がとれるだけ売れなければならないわけだ。
その為に取り扱い品種品目を
決めておかなければないないという、
こんな阿呆みたいなことさえ
分からないから赤字なのである。
「無方針」そして「放任」
これは赤字会社の共通点である。
何でこんなくだらないことを
書かなければならないのか・・・・
社長の怠慢・無責任があまりにも
多いことを私は常に見せつけられているのである。
一倉定先生の社長学 第8巻「市場戦略・市場戦争」より