2005.01.01荒金格言
2005年1月の格言
今回の格言は・・・
厳しい時代 まさに 大乱の時代となります。
この時代は何が起こってもおかしくない時代です!
何が起きても当たり前!
何かが起これば それに対して その時にベストと思える事をすればよいのです。
その都度 最高と思える決断をすれば 迷いも憂いも 超える事が出来ます。
・・・「乙酉」おつとり の意味するところとは・・・
(おつぼく の とり)(きのと の とり)とも読みます。
古来中国で生まれた「干支暦」(かんしれき)は・・・
10種類の「干」と12種類の「支」との組み合わせで成立しており
「乙」を 草花に例えています。
つる草とも呼ばれ 大木に寄り添って生きてゆく と言う意味があります。
そんな意味合いから考えられる事は・・・
*今まで以上に アメリカという大木に寄りかかって
生きてゆく日本がイメージされます。
*中国の意向に 振り回される事も多くなりそうです。
・・・『 乙の総合解釈 』「乙」とは・・・
まだ伸びきらずに 折れ曲がっている状況。
言うならば 上昇の前の 足踏みの状態。準備段階だと言えます。
国内の問題が 多く発生します。
国内が相当混乱する。と言う意味です。
「酉」を文字の上から解釈すると・・・
東西南北の「西」と言う文字に 横棒を書き入れたものです。
西にカンヌキを掛けて 閉めると言う意味です。
落語などで 「酉を勤める」と言う表現がありますが、
意味は その日の芸の最後の締めくくりです。
*「酉年」とは・・・1つの事柄に終止符を打つ。
その為に 国内のそれぞれの人の価値観が ぶつかり合う場面が出てきます
『 乙酉の総合解釈 』
砂漠に咲くサボテンのようなものです。
まさに不毛地帯 すなわち 全てにおいて潤いがなく
トゲトゲした空気と 無気力感が 国を覆います。
平成17年「乙酉」の前の「乙酉」→昭和20年
過去の「乙酉」の年、昭和20年(1945年)
先の大戦「大東亜戦争」に日本が敗北した年
日本が大敗北した年から数えて 60年目。
日本にとっては「還暦」の、まさに戦後60年に渡って存在してきた
政治と経済が 改めて生まれ変わる、年なのです。
昭 和 20 年 の 出 来 事 | |
1月 | 東海地方に大地震が発生。約2000人が亡くなりました。 |
3月 | 米軍のB-29爆撃機300機が 夜間東京に襲来して大空襲。 硫黄島に米軍が上陸して 守備隊が全滅しました。 |
4月 | 1日 米軍が沖縄本島に上陸。小磯内閣が総辞職。 |
8月 | 6日 広島に原子爆弾が投下。 |
9日 長崎に原子爆弾が投下。ソ連が対日布告して満州に侵入。 | |
14日 御前会議を開いてポツダム宣言を受諾。 | |
15日 天皇陛下が終戦の放送。 |
歴史に見る「乙酉」「乙酉」を振り返って・・・
60年前には日本の大敗北。
それに続く米国の日本支配と米国スタンダードの日本への押し付け。
東海地方の大地震。
また松本藩での大凶作。
さらには 宗教団体での対立。
中国との交流などなどの特徴があります。
この歴史的な出来事を踏まえて考えると・・・
来る平成17年は「天変地異」 並びに 諸外国との軋轢(あつれき)など
難問載積(さんせき)しそうな流れです。
こんな時代の過ごし方は「頭を柔らかくして生きる時代」です。