2006.01.01荒金格言
2006年1月の格言
今回の格言は・・・
干支暦では「丙戌」(へいかのいぬ・ひのえのいぬ)となります。
*平成18年の干支「干」にあたる「丙」=火星の陽にあたります。
東西南北と中央の五方向に割り振った中では
「南方」に位置し、四季の中では、万物が栄える「夏」を意味します。
また「丙」とは太陽に例えられています。
太陽が出てくると日陰の部分が現象してきますが
今まで裏で隠れていたものが日差しを浴びて表に出されます。
との意味になります。
例えば・・・隠し財産や裏金が表に晒し出されるとか。
国家機密や企業における極秘事項などが赤裸々にされるようになります。
このようなところから・・・この「丙」の年には!
自分が心に決めた事を堂々と神の前で誓い捧げモノをし、それを実行します!
と宣言すべき年となります。
平成17年は「陰」の干支の年で・・・
国内の問題が郵政民営化法案の1点のみで衆議院が解散され、
反対派議員には、刺客まで差し向けられると言う前代未聞の事態になって、
国内が混乱してしまいました。
平成18年「丙戌」は「陽」の年となりますので・・・
海外からの諸問題に翻弄される事になります。
1つは・・・北朝鮮問題。
また・・・中国や台湾などのアジア諸国関連での諸問題が表に出てくる事となります。
*干支の12支=「戌」は「西方」陽の土星の意味となります。
干支暦では、戌の月は10月となります。10月は秋の取り入れの時期。
この年には大きな収穫を得ておかないと、しばらくは大変厳しい時代となります。
そういう暗示があります。
この年には前半において、やるべき事は全て行い、収穫すべき事は収穫し
冬に備えて準備する秋の季節のような心がけが大切です。
平成18年は、動乱期に入って10年目にあたります。
前回の「丙戌」は・・・昭和21年 大東亜戦争に日本が敗北した翌年にあたります。
*60年前の昭和21年の日本のキーワードは・・・
「皇室・女性・A級戦犯・憲法・地震」
*60年前の昭和21年の海外のキーワードは・・・
「世界的な緊張感・中国の内戦・アジアインドシナにおける動乱」
*これらの出来事を踏まえて考えた平成18年「丙戌」の予想!
各分野におけるリーダーの交代。
地震の懸念。
憲法問題。
女性の対等。
ならびに・・・中国をはじめとするアジア諸国の混乱。
難問山積みしそうな流れです。
現在の小泉総理は89代。小泉総理は平成18年9月をもって退陣されますので、
戌年に就任される次の総理は90代となります。
算命学の代数別運気から言いますと・・・
90代までは「経済の低迷」
91代から「経済の上昇期」となります。そこから大きく景気が上向きます。
「株価」は・・・
前半に上昇を辿ります。企業によって株価は1年を通じて安定上昇ですが、
半数近くは後半から下降気味となります。
「活況を呈す業種」は・・・
住宅産業。不動産。建築関係。自動車。重工業。海運業。IT関係など
「消費税の動向」は・・・
まずは10%程度のレベルまでの増税となりそうです。
この時代の特徴は「二極分化」上下の格差が一段と厳しくなってきます。
業界においても、組織においても、今まで名も知られなかった所が表街道を歩き始めます。
政治も経済も40代から50代前半までの人が実権を握り命令を下すようになります。
新たに生まれた小泉内閣の閣僚を天中殺別のグループで見てみますと・・・
9月の任期満了までは新たな改革はあまりなく、ほぼ現状維持。
大きく変化出来ない組み合わせだとも言えます。
「9月以降の後継総裁」
・麻生氏・・・戌亥天中殺2月4日から2年間の天中殺に入ります。
この年で66歳になる麻生氏にとっては今回がラストチャンス。
・谷垣氏・・・61歳。やはりこの総裁選挙を逃がすわけにはいけません。
・安部氏・・・52歳。次でも次の次でも目指せる立場で余裕があります。
ここで総裁選挙に立候補するか、どうかで器が測られます。
*動乱期・変動期における中小企業の生き方
中小企業のトップの考え方・心構え次第で天と地との差が出てきます。
乱世は大企業ほど利益が高くなりますが、
裏を返せば中小企業が犠牲を強いられている部分が少なからずあります。
この時代の中小企業のトップが持つべき心がけは・・・
(1) 情よりも理性を大切にすること。
(2) 若い発想を大切にすること。
(3) 目的を1~3つ程度に絞ること。
*動乱期における「社会現象」
乱世には・・・天変地異がつきものです。
この年の懸念は「地震」
都市への直撃はありませんが、地方では引き続き注意が必要です。
時期としては・・・1月・4月・7月・10月ですが「4月」が要注意です。
この4月は、地震だけではなく、他にもいろいろありそうです。
更に不安なのは「治安問題」
この年には、テロの危険性が高まります。
中国・韓国との関係は、小泉退陣を受けて少しは改善されますが、
とげとげとしたムードはそう簡単には氷解しそうにありません。
また北朝鮮との冷たい関係は、少々改善が見られます。
*動乱期におけるサラリーマンの心構え
動乱期はあと1年程で終わります。
その後「学習期」に入ります。そこで大切なのは「学び」です。
過去の事を知識として覚えているよりも、新しい時代を切り開く知恵を磨くべき時代です。
*海外の動向
「アメリカ」・・・2期目に入ったブッシュ大統領は、運気が急激に下降し始めています。
「中国」・・・胡錦涛(こきんとう)主席の運気は非常に強く、未来に向けて一段と飛躍しそうです。
「北朝鮮」・・・金正日(キム・ジョンイル)氏の運気は低迷を深める流れになっており
この1・2年で政権崩壊の危機を迎えます。
戌年は・・・中国や日本など、アジアが頑張り。
米国やロシアが安定。
欧州やその他が低迷気味。 となります。