2007.04.01荒金格言
2007年4月の格言
平成19年4月の格言は「在庫恐怖症」です!
在庫が危険なのではない。 在庫に対する考え方がないのが 危険なのである!
在庫恐怖症にかかると・・・
ただやみくもに在庫節減をするようになってしまう。
特に、経理担当者と社長が重症になる!
困った事には、経理担当者は在庫節減こそ
会社の地益増大法だと思い込んでいる。
それ以外の事は何も知らないからだ!
ここに危険が伏在する。
如何に有効な販売促進も
経理の「それは金利が高くなります」
の一言で潰れてしまうのだ!
「いくら金利が高くなるか?」
と言う事は計算せずに!である。
これは経理担当者が悪いのではなくて
在庫の正しい考え方を勉強すようとしない
社長に全責任がある!
在庫の正しい認識のないままに
ただ闇雲に在庫節減をしようとする。
だから、在庫を減らすシステムが
開発されたと聞くと
無批判にこれに飛びついて
売上不振と言う大やけどをする事になる。
一倉定先生著の社長学 第1巻「経営戦略」より