2007.09.01荒金格言
2007年9月の格言
平成19年9月の格言は「支払手形」です!
ある会社にお伺いした時に
決算書を見せて頂いたら
支払手形が受取手形と割引手形の合計より
遥かに多額で短期借入金はごく僅かしかない。
なぜこんな事をするのかと聞いてみたら
「コンサルタントの先生が支払手形は
金利のつかない資金調達法だから
借入金はなるべく少なくして
支払手形を増やしなさい!と勧告されたので」
と言う返事である・・・
未だにもって
こうした阿呆がいる!
そして、これは危険極まりない事である!
支払手形には金利がちゃんとついているのだ!
それは、買入価格の中に含まれているくらいの事が
どうして分からないのだろうか?
会社は借金では潰れない。
支払手形のみが会社を潰す危険のある
唯一の資金調達法である!
会社の安全を計るのが
社長の最も大切な役割の1つである事は
言うまでもない!!
それには支払手形を減らし
出来ればゼロにすべきである!!
一倉定先生著の社長学 第1巻 「経営戦略」より