2008.02.01荒金格言
2008年2月の格言
平成20年2月の格言は「新事業のタイミング」です!
ブームというものは・・・
供給過剰の直前の状態だと思うべきである。
その時に乗り出してもすでに時機を失している。
だから、ブームになったものは
いくら食指が動いても
絶対に乗り出してはいけないのだ!
特に大企業が乗り出した時は、
供給過剰が間違いなく起こると思ってよい。
新事業のタイミングというものは、
まだブームにならず、
先行きがどうなるか見通しの難しい時に
あるのだという事を知らなければならない。
そして・・・
その時には失敗の危険も多いのである。
危険のないと思われる時は
すでに時機を失しているのだ。
「危険がない」と感じた事業こそ
失敗の危険が大きいのである。
「賛否相半ばする」と感じた時が
「失敗の危険の少ない最後の時機」
というべきである。
新事業を興すタイミングは難しい。
その難しい事を決めるのが社長である。
一倉定先生著の社長学 第4巻 「新事業・新商品の開発」より