2009.06.01荒金格言

2009年6月の格言

平成21年6月の格言は

「責任範囲の明確化」自体が、無責任社員をつくりだす。

組織論者は、責任の範囲を明らかにしないから
仕事がうまく行われないのだと思いこんでいる。

これは全くの見当違いであって、
責任の範囲を明確にすると
「それ以外のことには責任がない」ととるのが
人間というものなのだ。

他の部門がいくら忙しくとも、
他人の仕事がいくら忙しくとも、
それは、「自分の責任の範囲外のことである」として、
「われ関せず」ということになってしまうのである。

こうして人々は自分の部門のこと、
自分の仕事だけしか考えなくなり、
会社の業績をあげようという
意識などなくなってしまう。

ましてや「お客様にサービスをする」という
企業本来の役割を果たすことなど
考えてもみなくなってしまう。・・・

会社の業績を落とし、人々の魂を腐らせてゆくという、
大きな罪悪を犯すものが「責任範囲明確化論」なのである。

一倉定先生著の社長学 第6巻 「内部体勢の確立」より

荒金格言一覧へ