2009年11月の格言

平成21年11月の格言は

「責任範囲の明確化」自体が、無責任社員をつくりだす。

 人材は、優秀なるが故に
その部門をすべてうまく切り廻す。

それはそれで結構だが、だからといって、
便宜主義でいつまでも一つの部門に止めておくと、
芽まで摘んでしまうという二重の損害を、
これまた誰も知らぬ間に受けてしまうことになるのである。

人材の下には人材がかくれていても
育たないことを知るべきである。

さあ、こうなったら、もう社長は
人事異動をためらうべきではない。

異動当座の僅かな仕事の停滞など恐れてはいけない。

「一文惜しみの百文失い」にならぬよう、
人事異動を行うべきである。

異動のための障害や制約条件などは、
決意さえあれば、どうにでもなることだ。

躊躇せずに踏み切るべきなのである。

適正がどうだとか、経験がどうだとか、
あとが困るかといっていたら、
何もできないのだ。

一倉定先生著の社長学 第9巻 「新・社長の姿勢」より