2010年4月の格言
平成22年4月の格言は
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奨励金制度なるものは、
それがどのようなものであれ、
事業経営においては
絶対に取り入れてはならないということである。
社員は、それぞれの考えをめぐらして、
奨励金がもっともたくさんとれると思われる行動をとる。
各人の勝手な行動によって、会社の中はバラバラになってしまい、
会社の力を一つに結集することなど思いも及ばなくなる。
だからといって、これを規制しようとすれば、
社員は「行動を規制されたら、
もっと奨励金がもらえると思うことがあっても、 それがやれなくなる」
という受け取り方をするに決まっているのだ。
奨励金というものは、
「各人は自分勝手な行動をとってもよい」
という意思表示に他ならないのであり、
これは、まさに経営権の放棄であり、いささかオーバーではあるが、
それは社長の社会的責任を自覚しないことである。
一倉定先生著の社長学 第3巻 「販売戦略・市場戦略」より