2013.01.01荒金格言
2013年1月の格言
平成25年1月の格言は
干支暦では「癸巳」(みずのとのみ・きすいのみ)となります。
*平成25年の干支「干」にあたる「癸(きすい)」=水星の陰にあたります。
東西南北と中央の五方向に割り振った中では
「北方」に位置し、季節で言えば「冬」を意味しています。
また算命学では「癸」(きすい)を雨とか霧や雪、また川などに例えられています。
水は様々に形を変える事が出来ます。
まさに癸(きすい)は絶えず形を変えて変化する様子を持っているのです。
癸(きすい)という字は象形文字で刀の刃が三方あるいは四方にはり出ていて、
どちらでも突ける矛を描いたものです。回転させるという意味があります。
回転、そして変化、つまり「癸(きすい)」は仏教でいう輪廻そのもの。
回転して新たな出発点に立つ、という意味があります。
年の干支では、「陽の干支」の年が海外の問題、
「陰の干支」の年が国内の問題が政局を動かすようになります。
平成24年は壬辰(みずのえのたつ)という陽の干支であった為に、
海外発の大問題が起こりました。
夏に李明博大統領が竹島に上陸。
天皇陛下へ暴言を吐きました。
また、尖閣諸島に香港の活動家が上陸、
日本側が国営化したら中国各地で暴動デモが発生、
日本の企業、日本の料理屋が攻撃され、また日本人も被害を受けました。
平成25年「癸巳」は「陰」の年となりますので・・・
国内で大きな変化が起こります。
衆議院での政権交代に続き、
参議院の捻じれも夏の選挙の後には解消されるでしょう。
民主党は選挙の結果、激しく議席を減らし、
25年の夏の参議院選挙でも民主党が敗北します。
*干支の12支=「巳」は「南方」陰の火星の意味となります。
「巳」は頭と体が出来かけた胎児を描いたもので、
胎児を包むというニュアンスが有ります。
その意味は新たな生命を宿す夢のある年に向かう事を意味します。
*十干の「癸」と12支の「巳」を合体させた平成25年の「癸巳」の総体的な運気は・・・
一つの流れが終わり、全てがリセットされて秩序ある新たな動きが始まる年です。
つまり、混乱した過去との決別であり、
日本再構築、日本の再生・復活の年となります。
*60年前の昭和28年のキーワードは・・・
「韓国・朝鮮・ソ連・日米・マスコミ・総選挙・皇室関係」
*これらを踏まえて考えた平成25年「癸巳」の予想!
算命学の時代論で分析すると・・・
一昨年の平成22年から始まった表鬼門通過現象が終わった
最初の年となります。振り返ってみますと、表鬼門通過現象のこの3年間は、
日本にとっては近年の中では、最大の苦しみを味わった時期でした。
それがようやく終わり、新たな時代の幕開けの年になります。
「為替」は・・・
一年を通じて基本的には、
アメリカのドルに対しては80円内外で推移するでしょう。
この一年間のなかでは、一時的に円が安くなって85円近くまで
円安になる可能性がありますが、それは一時的で年末には80円内外、
場合によっては80円を下回る展開になりそうです。
「株価」は・・・
株は一万円台にまで戻します。
為替が円高にふれる場合は、一万円を切る可能性がありますが
大きな変化はありません。不動産は取引が徐々に活発になり、
マンションなどの売れ行きが好調になります。
また、金が高値安定になりますが、原油などは低迷します。
*知恵の時代、7年目における「中小企業の生き方」
陽の時代は、男性の時代です。
女性が少々裏に引き下がり、男性が表に出てくる時代。
女性化した男性よりも、たくましさのある男性が世の中を
引っ張っていく時代となります。
景気については・・・
陽の時代は間違いなく上昇の流れとなってきます。
ただし、昭和40年代とはかなり異なり、
ものすごく儲かる企業と貧しくなる企業との差が大きくなってきます。
この時代の中小企業のトップが持つべき心がけは・・・
大切なのはトップの意識改革です。
トップがどのような意識を持つかがすべての基本になります。
算命学では有形の現実を創りだすのは、無形の精神だと言っていますが、
トップの精神がしっかりとしていれば、必ず時代の勝利者になれます。
具体的にトップの精神を確立するには・・・
(1)何事にも興味を持つ。(食べ物と人間の好き嫌いを無くすこと)
(2)ナンバー1にならなくてもオンリー1になる。
(業界でトップでなくても我社だけが出来るアイデアを一つ打ち出すこと)
(3)出来るだけ大きな夢を持つ。(自分の考えうる最大の夢を持ってみる)
*知恵の時代、7年目における「社会現象」 〔平成25年度〕
ある意味での変化ですので様々な価値観が入り乱れます。 |
*知恵の時代、7年目における「サラリーマンの心構え」
会社は一生託す職場というよりも、自分を鍛える道場と考えて下さい。
その会社に所属するうちに、少しでも多くの試練を受け、
また上司から仕事を教えてもらう。
将来はそれを武器にして、転職をするとか、あるいは会社を興すと考え、
与えられた仕事を積極的にこなしてみてください。
「艱難辛苦汝を玉にす(かんなんしんく なんじを たまにす)」と言いますが、
積極的に支援を受ける気持ちになるとたとえ今の会社に留まっても出世しますし、
また独立する事も出来るようになります。
*海外の動向
「アメリカ」・・・経済台頭期5年目に入った米国は新たに選出された大統領の下、
国内の経済復興に全力を尽くすようになります
諸外国には厳しい対応をするようになります。
「ドイツ」 ・・・苦しい中でも徐々に経済が上昇する時期に入ってきています。
今後、約20年近くに渡りある程度の上昇機運を維持するはずです。
「フランス」・・・陰の時代の中で動乱期の6年目の年になります。
オーランド氏が平成24年に大統領に就任しましたが、同氏は辰巳天中殺、
つまり天中殺の就任でした。その為、政治経済ともに迷走しそうです。
「ロシア」 ・・・ほぼ経済台頭期に入り、国家としてはある程度上昇機運にはなりますが、
心配なのはプーチン大統領。平成24年に大統領に就任しましたが、
健康面を含め、運気が低迷する時期となっております。
「中国」 ・・・庶民台頭期に入り、国家としての勢いも強いのですが、
この年は経済がやや低迷します。
経済格差への国民の不満が充満しており、瀋陽の軍区あたりの
人民解放軍が動き出すと、国内にあらたな衝突が起こる懸念があります。
「北朝鮮」・・・平成25年に核実験を再び行う懸念があります。
この国は指導者が若返りましたが、本質的にはほとんど変化がありません。
「韓国」 ・・・新たな大統領を迎えて政策の練り直しがあります。
経済面においては日韓関係の悪化につれて経済面での不安定さが目立ちます。
*陰のから陽の時代にかけての身の処し方
平成25年は陰の時代が終わり、新たに陽の時代へ移る時期です。
新たな時代は喜びを持って迎える一方、今までの常識が通らないので、
若干の混乱が起きるでしょう。
この時期には次のようなことを心がける必要があります。
(1)「大丈夫」と言う
困った時は余計なことを考えずにまず大丈夫と言い切る。
「大丈夫、必ずうまく行く」まず先にそう言えば必ず道は開ける。
(2)全てには意味があると思う
挫折も無駄も全てには意味がある、価値がある。
そう思って全ての事を大切にしている必ず運が開けて来る。
(3)「感謝、感謝」と10回唱える
感謝という言葉には、大きなパワーが宿っている。
熱くても感謝、寒くても感謝、昼も感謝、夜も感謝、全てに感謝するように
なると天から幸せが舞い降りてきて人生が100倍楽しくなる。
(4)迷わずすぐに始める
いつから始めようと思うよりも、まず手をつけてやってみる事。
これは仕事だけではなく、家事でも何でも当てはまりまる。先手必勝。
(5)花に目を向ける
電車の窓、車の窓から見える花、またお花屋さんの店先にある花、
花に気づき、花に感動しない人は華のない人生を歩むことになる。。
成功する人は常に自然界に感動する人。
算命学総本校 高尾学館の中村校長の教えです。