2013.04.01荒金格言
2013年4月の格言
平成25年4月の格言は
生産メーカーでは従来、
最新の技術を商品化することに力が注がれ、
またそこで他社との差別化をはかってきました。
機能の多さを競った家電製品などはその象徴ともいえます。
しかし、最近のこうしたメーカー主導の商品作りは、
技術的には優れているものの、お客さまの支持が得られにくくなってきています。
「市場は成熟している」とよくいわれるように、今やどの商品の質も、
どこの企業のイメージもあまり違わなくなってきているのです。
そこで、真に他社との差別化をはかるために必要になってくるのが
「高品質なサービスによる満足の提供」です。
サービスというと、ホテルやレストランのサービス業を思いがちですが、
満足の提供に業種の境界はありません。
たとえば卸売業や販売業は、
商品を選択して仕入れるところから、すでにサービスは始まっています。
製造業を含めたすべての企業は
“満足を提供するサービス業” と位置づけられるのです。
全社実践!お客さま満足 「お客さまは今、満足しているだろうか」より