2013.08.01荒金格言
2013年8月の格言
平成25年8月の格言は
よくいわれる「あの店はサービスがよい」ということは、
「親身になって応対してくれた」ことであり、
「ちゃんと私の目を見てあいさつしてくれた」といったことでもあります。
ハイクオリティのサービスは、
実のところこうした対応の善し悪しで決まってきます。
もちろん機械化・コンピュータ化によってサービスの向上をはかる方法もあります。
たとえば銀行のATM(現金自動預入支払機)などは、
便利さやスピード、安心、快適(行員と顔を合わせなくてすむ)など、
満足できる要素を備えています。
機械化がもたらす付加価値の高さは、私たちも実生活で十分に感じています。
一方で、本当に質の高いサービスとはなにかを考えるとき、
人間にしかできない部分が重要な意味をもちます。
お客様に商品の価値を見いだしてもらうための
コミュニケーション、誠意、笑顔、感動など、サービスでいちばん難しい部分でもあり、
それを実現してくれるのが「人」なのです。
機械化が進むほどに、
人によるサービスの提供は重要になってくるでしょう。
私たちはお客さまと向かい合い、行動を起こすたびに
「この行動はお客さまを増やすことにつながるだろうか?」と、
つねに自分に問いかけながら仕事を進めなければなりません。
それにもかかわらず、問い合わせを受けた電話口で
「そんなはずありません」
「説明書はよく読まれましたか」
などと、お客さまに親切そうにいっていないでしょうか。
全社実践!お客さま満足 「この行動はリピートにつながるだろうか」より