2015.07.01荒金格言

2015年7月の格言

平成27年7月の格言は

ボロ会社に限って
立派な社長室がある

 

社長室なんてものは
事業経営の必要性からみたら
どんなものでも一向に差支えないのだ
社長室からは
一文の収益も生み出せないからだ

そんなものに
貴重な資金を注ぎ込んで
自分一人だけいい気になるようなことは
バカらしいというのが
優秀会社の社長の気持ちであろう

優秀会社の社長の関心は
常に我が社の優れた業績にあって
立派な社長室などには
全く関心を示さないかあである

ボロ会社の社長は
社長室に関心を示す

立派な社長室は営業政策上必要である
という大義名分があるのだが
本音は
立派な社長室に入るとイイ気分だし
偉くなったように思いこむらしい

一坪一坪に
血の出るような金がかかっていることを
忘れるようでは落第である



一倉定先生著「一倉定の経営心得」事業活動の本質より





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