2023.12.29荒金格言
2024年1月の格言
令和6年1月の格言は
令和6年の予想 甲辰 (キノエ・タツ) |
来る令和6年は、平成29年よりスタートした、経済台頭期の8合目の年となります。
この時代を生きるヒントとして、中国の古典『論語』にある教訓として、次の言葉をご紹介したいと思います。
「敏なれば、即ち効あり」です。
コロナの悪影響も徐々に減少し、大企業を始め、日本経済が復活し始めています。 ただ、これからの時代は、凡庸としていては駄目です。 常に何事に対しても敏感に対応しないと時代から取り残されます。 論語は、敏感であれば必ず良い成績を得られると言っています。 海外ではロシアとウクライナの戦闘があり、また日本近海では中国が台湾を狙い、 北朝鮮からはミサイルが飛んでくる状況。イスラエルとパレスチナの間も深刻。 日本国内では、いわゆる「Z世代」が台頭し始めています。 この世代は少子化の世代。 つまり簡単に転職が出来るので忍耐が出来ない世代です。 つまり人と時代が大きく変化しつつあるのです。 今までの時代感覚では生き残れない時代に入ってきました。 政治家も官僚もそして経営者も今まで以上に敏感にならないと時代から取り残されます。
では、来たる令和5年は、どのような年になるのでしようか?
算命学の未来予測術に基づき、解説させて頂きたいと思います。
令和6年、干支暦では「甲辰」の年になります。
甲辰(キノエ・タツ)年の意味するもの
俗に、干支の事をエトと言いますが、十干の中で陽の十干を「エ」と言い、陰の十干を「ト」と言います。
令和5年は癸卯(ミズノト・ウ)年で陰の年でした。
なので国内では広島でG7が開催され、コロナが5類に指定されたなどがありますが、
この年は例年にないほど猛暑となり、また大型台風が来て、大規模な水害。
それやこれやで内閣支持率が低下してきました。
令和6年の干支にあたる、「甲」(キノエ)は、中国の五行説である、木性、火性、土性、金性、水性の5要素の内の「木性の陽」にあたります。
すなわち「甲」(キノエ)は、五行を東西南北と中央の五方向に割り振った中では「東」に位置します。
さて年の干支の十二支の方は「辰(タツ)」。「辰」は算命学では陽の土性であり、
手偏をつけると振動の振になります。
つまり揺れ動くと言う意味があります。
「甲辰」が意味する年は、陽の干支の年なので、海外で様々な出来事が起こる暗示があります。
心配なのは国際政治と経済の混乱です。また引き続き天災も継続する懸念があります。
東洋哲学時代論では、国家の憲法施工の年をスタートとして
10年ごとに5種類の時代変化をとげるとしています。
日本国憲法は、昭和22年に施工されましたので以後50年、
5種類の時代を通過してきました。現在は2巡目の経済台頭期の8合目となります。
60年前の甲辰の年は、アメリカのベトナム戦争介入が始まり、一方ではオリンピックが開幕。
日本国内では楽しい事がありましたが、世界では戦争が始まりました。
また令和6年は、引き続き天候不順も続きます。
心配なのは地震です。また引き続き猛暑や水害も心配です。
前回の甲辰年のヒット曲は、坂本九の「明日があるさ」、
都はるみの「アンコ椿は恋の花」、西郷輝彦の「君だけを」、
青山和子の「愛と死をみつめて」、舟木一夫の「君たちがいて僕がいた」などです。
ファッションで流行ったのは、男性はVANのアイビールック。
女性は銀座のみゆき通りに多数出没したアイビールックの「みゆき族」。
経済台頭期
甲辰年の日本国の運気と経済動向
令和6年は、算命学における時代論で分析しますと、平成19年から始まった知恵の時代が終わり、平成29年から経済が発展する経済台頭期に入って8合目になります。
算命学では50年ごとに時代は似たような傾向をたどるとしていますが、新年は昭和でいえば99年。
ということは50年前は昭和49年です。
この時期は驚くほど日本経済が右肩上がりの時期で
戦後、考えられないほど最初の景気の良い時期でした。
誰でも数多くの残業は当たり前。長時間残業なので帰宅時は新入社員でも
自宅までタクシーを使って良い時代でした。
それでは令和6年は日本国の経済にとって、どのような年となるのでしょうか?
平成5年は原油の値段が上がり、電気代も上昇傾向。
世界ではロシアのウクライナ侵攻、また中国では不動産の失速、水害、等で最悪の状態でした。
日本は円安で、輸入は大変ですが、逆に輸出産業は好景気に弾んできました。
また円安のお陰で、海外からの訪日客が大幅に増えました。
来たる令和6年は、令和5年よりは経済は更に活性化してきます。
また海外からの需要が増えて、輸出や海外からの旅行者関係の分野では
かなり業績が上昇するでしょう。
ただ、輸入関係は、引き続き厳しさが続く状況は同じですが。
甲辰年の国内政治の向かう方向
今の政治は異様です。
自民党の岸田総理は、真面目な方ですが二度ほどご一緒する機会がありましたが
印象は普通のオジさん。聞く耳はありますが、決断力がない。
安倍さんが後ろについていたら素晴らしい政治をしたでしょが、
岸田さん一人だと難しい。
一方で自民党の中には代わりに出来るというほどの人材は皆無。
また公明党は、平和の党とは名ばかりで、与党でありながら、
他国が攻めてきたらどうするかとの政策が皆無。
ただ、平和だ、韓国や中国と仲良くしようとしか考えられないお粗末さなので
今後は激減するでしょう。
では、野党は?というと維新は大きく伸びるでしょうが、これも一時的な現象。
立憲民主党は、右派と左派が共存していて、はっきりした政策が出せず、
与党のスキャンダル追及が全て。
共産党は、世界が荒れている今なのに、自衛隊を無くせ、日米安保は破棄せよ。
と言うだけ。日本の政界は脳死状態です。
甲辰年における中小企業の生き方
中小企業はこれからは二極分化してゆきます。
一方で輸入が多い企業、また中小企業が厳しい環境が続きます。
すなわち、今まで以上に伸びる企業と、今まではよかったが、
これからじり貧になる企業の二つに分かれます。
では生き残る中小企業のトップがもつべき心がけについて述べていきます。
①過去の成功に固執しない
昭和の時代に成功し、その余録で平成を生き延びてきた中小企業が多いと思いますが、
過去は過去と割り切り、過去の成功体験を切り捨てる意欲が求められます。
今は時代が変わりました。AIの普及もあり若い世代の好みも大変化。
情報もテレビや新聞ではなく、ネットから得る若者がほとんど。
自分が気に入ればブランドなどは関係ない。
驚いた事に男性でネクタイをする人が激減。背広も着なくなる時代。
食べ物の好みもファッションにも変化が。
為替は円安が続き、今までのやり方が通用しません。
②社是を変える必要がある
社是は創業以来、大切にしてきたものです。
確かに昭和の時代なら素晴らしいですが、今の時代には合わないものがかなりありそうです。
大切なのは時代に合わせてトップ以下、心の柔軟性を持つこと。
目の前の変化をしっかり見つめて必要なら受け入れる柔軟性が大切。
③有難うの言葉を常に
人生にはいろいろな事が起こります。
辛い事、苦しい事。それを嫌ったり恐れてはいけません。
何があっても有り難うと言いましょう。
この地球上には登りっぱなしの山もなければ、下がりっぱなしの谷もありません。
下り坂の次は上り坂の入り口でもあります。
なので何があっても「有り難い」と思う気持ちが幸運への入り口になります。
そして自分や自社の幸福だけを考えずに、
他人や他社の幸福の為に尽くす事が大切です。
他人や他社を幸せにした人や組織は必ず天から余慶が与えられます。
甲辰年における社会現象
令和5年は、猛暑と台風や線状降水帯で水害が多数。
大変な時代でしたが、甲辰の年も引き続き猛暑や水害が多発するでしょう。
また地震の心配も全国的にあります。
最近はマンションに住む方も増えましが、危機管理として準備が必要です。
すなわち、水、食料、懐中電灯、簡易トイレ、携帯電話への充電等。
またカードなどが一時的に使えなくなる場合を考えて、
ある程度の現金も用意しておいてください。