2012.05.01荒金格言

2012年5月の格言

平成24年5月の格言は


事業経営は『市場活動』である。

この最も基本的な事が忘れられ、

企業の内部を管理する事が

事業の経営であるかのような錯覚に囚われている人々が大部分である。

世に言われる「経営学」なるものは、

この錯覚に基づく間違った思想と理論に満ち満ちている。

そして、それが計り知れない害毒を社会に流し続けているのである。

事業経営の最高責任者である「社長」は、

この妄想に惑わされる事無く

事業に対する正しい認識

・・・・・事業の品質は市場活動である・・・・・

を持たなければならない!

そうでないと、正しい事業の経営は出来ないのである。

マネジメントと称する内部管理の理論は

事業を知らない輩のきれい事の観念論である。

事業経営にきれい事は危険である。

事業は学問でもなければ理論でもない。

事業の存続を実現する戦いなのである!


一倉定の社長学 第九巻「新・社長の姿勢」より

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