2013.06.01荒金格言
2013年6月の格言
平成25年6月の格言は
日本人のサービスの認識は、欧米人のそれとは根本的に違うといわれています。
日本では一般的に「サービスしますよ」とおまけでボールペンを付けることであったり、
値引きをすることであったりします。
一方、欧米人の考えるよいサービスとは、
自分が払う料金に見合った価値を得られるかどうかの評価です。
「チップ」の習慣はそのよい例といえるでしょう。
つまり受けたサービスに対する意思表示です。
私たちにはあまり馴染みのないこのチップは、
お客さまと会社の”どちらも満足”の考えが基本となっているところに注目してください。
サービスは「利益を生むこと」が前提ですから、商品のひとつといえるでしょう。
したがって、値引きなど誰かが得をして誰かが損をするようなサービスは、
本当のサービスとはいえません。
価格に見合ったサービスを提供し、
お客さまと協調して”どちらも満足”を創りだすことが
「お客さま滴足」の本来の目的だからです。
たとえば、お客さまにとって私たちは専門家ですから、
自分よりもよい解決方法を提示してくれるはず、という期待があります。
ですから、私たち一人ひとりは誰になにを聞かれても、
確実に答えることのできる商品知識と、それに対してできるサービスをもって、
その期待に応えなければなりません。
とくにお客さまと最初に会い、対応する人には欠かせないものです。
容易なことではありませんが、
ここでの満足がリピートにつながり、売上を安定させてくれるのです。
全社実践!お客さま満足 「この行動はリピートにつながるだろうか」より